ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド
第92回アカデミー賞助演男優賞、美術賞受賞!!
まえがき
どうも、半年前までタランティーノ作品観たことなかったbokuteです。
今回は「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」の感想記事を書いていきます!
いやぁ、ついに来ましたなぁ、タランティーノ新作!!
知らない人のために言っておくと、クエンティン・タランティーノは、映画好きなら誰もが知ってると言ってもいいほど超有名な映画監督です。
とはいえ、僕は先述の通り半年前までタランティーノ作品を観たことがありませんでしたw
タランティーノ監督作品は今作を含めて9作品あります。(キル・ビルは2本合わせて1作)
で、残念ながら僕は今作公開までに全8作を観終わることができませんでした、、。
そしてその観終わってない作品というのが、「キル・ビル」と「ジャッキーブラウン」。
代表作の一つであるキル・ビルを観れてないのはブロガーとして致命的、、。
なので、予め言っておくと今作に関して、タランティーノ過去作や名作のオマージュを考察したり解説するのは僕にはムリですwまあ少しはできるかもしれませんがw
あくまでタランティーノ初心者が浅い感想語ってるだけの記事になるかと思われるので、そこはご了承ください。
考察記事なんかは他のブロガーさん達が山ほど書いてくれると思うので、そちらをご覧ください。
敢えて言うと、僕の今回の記事は「タランティーノ監督をよく知らない人向け、映画好きというわけではないけど今作が気になっている人向け」という位置付けになるのかな?まあそういうトーンで読んでいただけたら幸いです。
タランティーノ作品の話に戻しましょうw
僕が今のところ一番気に入っている作品は、ベタですけど「パルプ・フィクション」。
気に入ってるというより、何度も見返していくにつれてどんどん好きになっていく、そんな映画ですw
要するに見所がありすぎて、一回観ただけではその見所、魅力を最大限に味わえないんですよ。
でも万人ウケな映画ではない。コレだけは断言できます。
てかタランティーノ作品全部万人ウケな映画ではない気がしますけどねw「パルプ・フィクション」はおそらく最もクセが強い作品です。
「キル・ビル」はクセが少ないってよく聞くんですけど、何せ観てないんでなんとも言えませんw
僕が見た作品の中で一番クセが少なくて面白いと思ったのは、「イングロリアス・バスターズ」ですかね。
一番気に入ってるのは「パルプ・フィクション」ですけど、一番面白いのは「イングロリアス・バスターズ 」だと自分の中で思ってます。それくらい良作です。
「イングロ〜」は一回観ただけでも十分楽しめますし、同時にタランティーノ作品特有の会話劇、バイオレンス描写なんかがバランスよくあって、かつ上映時間がそこまで長くないので、何から見ようか迷ってる方はコレを観ていただきたいです。ブラピも出てますしねw
で、今回の「ワンス〜」を見るにあたって知っておきたいのが、「シャロンテート殺人事件」。
試写会でご覧になった方が皆さん口を揃えて、この事件のことは頭に入れておくべきとおっしゃっていたので、知っておいた方が良いでしょう。
ここで詳しく語るともはや、まえがきじゃなくなるので、一度調べてみてください。
今回の新作も長尺。本編160分超えとのことなので、体調は万全の状態で見に行きましょうw
それでは早速、今回は久しぶりのIMAXで鑑賞してまいりました!!
基本情報
イントロダクション
クエンティン・タランティーノの9作目となる長編監督作。レオナルド・ディカプリオとブラッド・ピットという2大スターを初共演させ、落ち目の俳優とそのスタントマンの2人の友情と絆を軸に、1969年ハリウッド黄金時代の光と闇を描いた。
(映画.comより抜粋)
あらすじ
リック・ダルトン(レオナルド・ディカプリオ)はピークを過ぎたTV俳優。映画スターへの道がなかなか拓けず焦る日々が続いていた。そんなリックを支えるクリフ・ブース(ブラッド・ピット)は彼に雇われた付き人でスタントマン、そして親友でもある。目まぐるしく変化するエンタテインメント業界で生き抜くことに精神をすり減らし情緒不安定なリックとは対照的に、いつも自分らしさを失わないクリフ。この二人の関係は、ビジネスでもプライベートでもまさにパーフェクト。しかし、時代は徐々に彼らを必要とはしなくなっていた。そんなある日、リックの隣に時代の寵児ロマン・ポランスキー監督と新進の女優シャロン・テート(マーゴット・ロビー)夫妻が越してくる。落ちぶれつつある二人とは対照的な輝きを放つ二人。この明暗こそハリウッド。リックは再び俳優としての光明を求め、イタリアでマカロニ・ウエスタン映画に出演する決意をするが—。 そして、1969年8月9日—それぞれの人生を巻き込み映画史を塗り替える【事件】は起こる。
(HPより抜粋)
予告編
<世界最強のバディ>編 『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』6秒予告 8月30日(金)公開
(youtubeより)
キャスト
レオナルド・ディカプリオ
リック・ダルトン役
ブラッド・ピット
クリフ・ブース役
マーゴット・ロビー
シャロン・テート役
エミール・ハーシュ
マーガレット・クアリー
ティモシー・オリファント
オースティン・バトラー
ダコタ・ファニング
アル・パチーノ
ジェームズ・マースデン
ルーク・ペリー
ティム・ロス
マイケル・マドセン
カート・ラッセル
ダミアン・ルイス
(映画.comより抜粋)
スタッフ
監督
クエンティン・タランティーノ
製作
デビッド・ハイマン
シャノン・マッキントッシュ
クエンティン・タランティーノ
製作総指揮
ジョージア・カカンデス
ユー・ドン
ジェフリー・チャン
脚本
クエンティン・タランティーノ
撮影
ロバート・リチャードソン
美術
バーバラ・リン
衣装
アリアンヌ・フィリップス
編集
フレッド・ラスキン
(映画.comより抜粋)
ここからが「ワンスアポンアタイムインハリウッド」の感想です。ネタバレを含むので、鑑賞後にお読みいただくのをオススメします。
感想
まずはTwitterの短評から!
#ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド 鑑賞!
— bokute@映画垢 (@bokute9112) 2019年8月30日
え?文句のつけようがなくね?w
完璧ですよ 尺も長く感じない
クエンティン・タランティーノの集大成といっても良い映画だと思います
ここではネタバレできないので、詳しくはブログで
おそらく年間ベストかな
10点中10点#映画好きと繋がりたい pic.twitter.com/RPFLJBjBZC
鑑賞中の出来事。
それでは満点の理由を語ります!と言いたいところなんですが、衝撃的な事が今作鑑賞中に2つ発覚したのでまずはそれから。
一つ目は、隣に座っていた人の鑑賞マナーが史上最低レベルに悪かったということについて。
鑑賞マナーが悪い人の大半は、携帯をいじり出すor食べる音がうるさい菓子を持ち込むor寝ていびきをかく、というのが典型的な例ですが、今回僕の隣に座っていた人は、なんとそれ全部してましたw
なかなかいないでしょ、そんな人w
時系列で説明すると、
隣にその人が座る→
ガサゴソ菓子袋を開け始める→
なんと中身は一番持ってきてはいけない菓子、ポテトチップス→
その人が本編始まって20〜30分でポテチ一袋を食べ終える→
やっと静かになりホッとした矢先、今度はその人にLINE電話がかかってくる→
そもそもスマホの電源を切ってない時点で問題だが、その人はすぐ電話を切ろうとしない。→
やっと切ったかと思ったら、LINEを数分間いじる→
そしてなんと、ポテチをもう一袋食べ始める→
やっと、やっと食べ終わったかと思いきや、今度は寝始める→
まあ寝てるなら静かだしいいやと思ってたら、そこそこうるさいイビキをかき始める→
上映終了
あらためて書き出してみると、よく耐えたなぁ僕。
まあ当然ながら舌打ちはしました。ただ言葉で注意したり、スタッフに一部始終を話したりはしませんでした。
何故なら、あとで書きますが映画が素晴らしすぎて、こんな1人のクソ男のために映画体験を台無しにしたくなかったからです。
とはいえ、さすがにLINE電話にはひきました。ただ者じゃないなこの人って思いましたねw
で、なんでこんな事をここに書いたかっていうと、今作が、こういったマナーの悪い人が多く出没しそうな映画だからです。つまり注意喚起をしたいんです。
今作はブラピとディカプリオが初共演します。そしてそのキャストの豪華さ目当てで観に行く方もいらっしゃる事でしょう。
別にそれは良いことです。この映画をできるだけ多くの人に見にいって欲しい。
でも、今作は予備知識が必要な映画でもあります。知らない人は、もしかしたら退屈になる人もいるかもしれない、いや、そういう人はかなり多いと思います。
退屈だなぁ、会話ばっかりだし、よくわかんないなぁ。そうなった時、それでも頑張って理解しようと映画を見続けた貴方は最高にカッコイイです。
退屈だからスマホをいじる、退屈だから寝る、のではなく、理解しようと頑張って映画を観てみてください。もし理解できなくても、今の世の中いくらでも調べられます。「あー、なるほどね!」「もう一回観て答え合わせをしたい!」きっとそうなるはずです。
映画館とは、最高の環境で映画を観るための場所です。どうしてもスマホをいじりたい、ポテチを食べたいなら、そんなのは家でいくらでもできます。
みんながより良い映画体験ができるよう、1人1人しっかりマナーを守りましょう。僕からの切なる願いです。
二つ目は、今作の舞台の1つとなった映画館に実際に行った事があったということについて。
あのー、マジで驚きましたw
まあ今作に関してはセットを作ってそこで撮影したと思うんですが、それにしても実際に行った映画館が舞台になってるとは…
泣きそうになりましたね、そりゃ感動するよ!!w
しかも行ったのが先月っていうねwまだ鮮明に覚えてますよ。そこでライオンキング見ました。
かなりデカい映画館です。スクリーン数は少ないんですけど、おそらく1000人は入れるんじゃないか?ってほど1つあたりがデカい。
行って良かったーーw
タランティーノ作品の集大成。
やっと感想が書ける、、w
一言でこの映画を表すなら、「イングロリアスバスターズの上位互換」です。
僕の大好きな映画、「イングロ〜」との類似点が随所に見られましたし、それでいてバディムービー要素あり、タランティーノ監督の映画愛がハンパない!、音楽が最高!などなど、この映画の嫌いなところを1つでいいから言ってみろ!と言われても言えない、それくらいドンピシャな、これ以上最高という言葉が似合う映画があるのだろうかと思うほど最高すぎる映画でした。
今作はタランティーノ史上最高傑作、ではないです。最高傑作は「パルプ・フィクション」。これが揺らぐことはおそらくないでしょう。でも個人的に一番好きなタランティーノ作品は今作です。ワンハリ大好きです。
年間ベストには絶対入れる、というかベスト1位の可能性もかなり高いです。1位になるかどうかは「スターウォーズ」次第w
さぁ、まずは何から話そうか…
今作は見出しの通り、タランティーノ作品の集大成です。これは間違いない。監督自身はあと1作つくって引退するとおっしゃっていますが、僕はぶっちゃけコレで終わったらそれはそれで綺麗な終わり方なんじゃないかな、と思っています。ウソです。まだまだタランティーノ作品観たいです。謝りますからあと1作つくってください。お願いします。
茶番はこれくらいにして、タランティーノ監督の過去作のオマージュ?的なものは作品の随所に見られましたね。
ラストはまんま、本当にまんまイングロリアスバスターズだし、リック・ダルトンが出演した映画「マクラスキー 14の拳」でナチスを火炎放射器で燃やすシーンとかも、なんとなくですけど「イングロ〜」を意識してるのかなと思いました。そして全編を通して緊迫感溢れるシーンとコミカルなシーン、その緩急のバランスの良さも「イングロ〜」に似ている部分があったと思います。
構造もイングロっぽいですよね。
クリフ、リック、シャロンが別々の場所で別々のことをして、そしてラストで集結するという構造。
イングロでも、連合軍の特殊部隊とナチスと映画館のオーナーに分かれていて、別々にストーリーが進んでいって、ラストは映画館で全員集結します。
このように、イングロとの共通点は結構あります。
「イングロ〜」に似てるってだけで神映画だよね。
あと今作には西部劇の撮影のシーンがありましたけど、あれも「ジャンゴ」とかを意識してたりするのかな?
ともかく、今までのタランティーノ作品の「いいところ」が凝縮されたような作品になっていました。
まあつまりだ、タランティーノ好きは何が何でも絶対観に行こう!(言われなくても見に行ってるだろうけどw)映画好きも勿論見に行くべきです。だってこの映画は、映画好きによる、映画好きのための映画ですから。
でも、長いから見に行きたくないなって思ってる方、いると思います。安心してください。意外と短いです。比べるのはちょっと悪趣味ですけど分かりやすく比較すると、上映時間が2時間にも満たない「ダンスウィズミー 」よりも体感時間は短かったです。見所ばっかりなので、隣の人の件を除けばとても集中してみることができました。膀胱に関しても、全然気にならなかったです。
もっと分かりやすくいうと、「アベンジャーズエンドゲーム」とおんなじような現象です。アレ見てた時、まったく長く感じませんでしたよね、マーベル好きのみなさん?
それと同じです。
なんか肝心の映画の内容ほとんど喋ってないな…
今作にはタランティーノ過去作以外にも名作のオマージュがいくつかあった、のだと思います、、、
なぜ自信が無いかというと、単純に旧作映画を見なさすぎてオマージュが出てきてても気づかないんです。勉強不足ですw
でも1つ、露骨なオマージュがありました。それは「大脱走」という映画のオマージュ。
これは名優スティーブマックイーンが主演の映画なのですが、今作ではリック・ダルトンが「大脱走」の主演候補だったというエピソードが描かれます。おそらくその作品を忠実に再現しているんでしょうけど、、見たことないんだよなぁ。マジで周りの映画好きから怒られそうw観ます。
ラスト13分を語る。
もう我慢できません。盛大にネタバレします。
あ、でもその前に、「ラスト13分、奇跡が起きる」みたいな宣伝、マジでやめてほしかったです。
そのせいで、予想が的中しちゃったんですから。
てか、タランティーノ好きの方なら大体は予想ついたのでは?
歴史が改変されることについて。
やってくれたなぁ、タランティーノ!!!
もう中盤くらいからは予想が確信に変わっていたんですが、それでもラスト最高すぎましたね。
まずね、グロい!!!
PG12ということもあり、やっぱりグロ要素控えめだなぁ物足りないなぁなんて思っていたんですが、ラストでやってくれましたなあ。
かなりグロかったですね。血まみれになって精神が狂ったかのようになりふり構わず襲いかかってくるマンソン・ファミリーのメンバーの姿はマジで怖かった…
でもね、グロいだけじゃないんですよ。ほら、「イングロ〜」のラストも、グロかったけど最高に笑えたし、めちゃめちゃ爽快だったじゃないですか。それとまったく同じ。
超笑えて、超爽快!!
なのです!
3人のマンソンファミリーのメンバーに囲まれたクリフブース。絶体絶命か、、、と思いきや、
愛犬ブランディがメンバーの男に噛みつき、慌てて襲ってくる女をクリフがスタントマンの本領を発揮して撃破!もう1人の女も、リックのイタリア人妻に殴られます。
しかしその女は反撃。クリフの腰あたりにナイフをぶっ刺します。が、クリフはナイフを刺されているのにもかかわらず圧倒的な戦闘力で女を撃破。
最初にクリフに襲ってきた女はゾンビのごとくリックに襲いかかろうとしてプールに落ちます。リックはその女が襲ってくるまで家の中で何が起きていたか知らなかったので驚きます。
女をそのままにしておくわけにもいかないので、リックはなんと「マクラスキー 14の拳」で使ったと思われる火炎放射器で女を“カリカリ”に燃やします。
事件後の事情聴取でイタリア人妻はイタリア語で超早口で話します。(このシーン、イングロでブラピ演じる隊長がイタリア人の芝居をした時イタリア語全く喋れなかったことを意識してるのか?)
そうして、シャロンの命は助かったのでした。
もはや、一部始終を文に書き上げるだけで面白いw
不謹慎かもしれないけど、殺しのシーンを笑いに変えてしまう、なぜか爽快なシーンになってしまう、これがクエンティン・タランティーノの凄さであり、面白さですよ。
そしてここでようやくタイトルの意味がわかりましたよ。ワンスアポンアタイム、つまりまるでおとぎ話であるかのようなタイトルにした意味が。
そうです。これはおとぎ話です。だって史実通りじゃないですもの。タランティーノ監督の、こうであったらいいな、を実現させた、おとぎ話です。
そのタイトルの意味が分かった時、自然に涙が出てしまいました。そしてタランティーノ、ありがとう。そう心の中で思いました。
ワンハリの、ここが最高!!
最高だったシーン多すぎるので、ダラダラと書き連ねていきたいと思います。
まずさ、あの子役可愛すぎません?w
最初はちょっと生意気な感じの役なのかなと思いきや、もう純粋すぎるやろ。おそらくスクリーン内の誰もが癒されたはず。あんなに褒められたら誰だって頑張れるよ!!w
次、クリフの愛犬ブランディがキュートすぎる件。
もうメシを欲しがるブランディの顔がキュートすぎるんだよ。僕はどっちかっていうと猫派なんですけど、犬も良いなって初めて思えました(どうでもいいw)
続いてマヤ・ホークが美しすぎるということについて。なんかさっきからカワイイとか美しいとかしか言ってない気がしますがそんなこと気にしない。ストレンジャーシングスS3でロビン役として活躍したマヤホークですが今作ではマンソンファミリーの一員という役。ラストのリック宅襲撃メンバーのはずだったのですが、最後の最後で怖気づいて、なんと車を奪って帰ってしまいますww
いやぁ、最高な役でしたなぁ。
はい!次!これでカワイイ・美しいシリーズ最後です。
マーゴットロビー、美しすぎます。
俳優としてもかなり多才なお方ですよね。スーサイドスクワッドで最高にクレイジーで世界中から人気を集めたハーレイクイーンを演じたり、ウルフオブウォール・ストリートでは体を張った演技をしています。今後にも期待ができそうです。
すみません、3つだけ箇条書きにさせてくださいw
- 音楽最高
- 映画内映画最高
- リックが西部劇の撮影でセリフを忘れ、自暴自棄になり、「酒なんか飲むからこんなことになるんだ、もう酒は飲まない!」って言った直後に酒を飲むシーン最高
はい、そして今作はバディムービーとしても最高ですよね。
まさに兄弟以上妻以下の関係にあるクリフブースとリックダルトンの友情にほっこりさせられました。
例えばリックがクリフのために必死に仕事をあげてやってくれと説得する所とか、リックが今後の仕事のことで悩んだり苦しんでいるときはクリフが慰めたり。
常に支え合って前に向かって生きている2人の姿に少しジーンときてしまいました。
そしてコレが最後!
なんだろう、少し抽象的な話になるんですが、
僕はあの1969年当時のハリウッドの活気づいた雰囲気、世界観を見れただけで映画好きとしてとても満足しています。まあ先月ロスに行ったばかりだからというのもあるかもしれませんが、あぁ、いいなぁロス。そう思いました。伝わるかなぁコレでww
映画好きなら誰もが憧れると思うんですよ、ハリウッドって。でも残念ながら50年前のハリウッドは直接目で見ることはできません。それを、映画の中で堪能できたことにすごく喜びを感じています。
そしてシャロンが自身が出演している映画をわざわざ映画館まで行って見に行ったように、そしてその映画館で客が映画を楽しんでいるように、そしてそしてリックが子役に演技を褒められてめちゃめちゃ喜んでいるように、映画ってそういう全ての人を喜ばせることができる、最高に素晴らしいものだなって、心の底からそう思いました。
支離滅裂ですんませんw
最後に
そうそう、今作は予備知識必須ですよ。観る前も必要だとは感じていたので一応調べましたけど、思ってた以上に予備知識は絶対に必要です。
予備知識があるかどうかでこの映画を楽しめるかどうかが決まる、もはやそれくらいのレベルで予備知識は必要です。
とはいえ、深く調べる必要はありません。
シャロンテート殺人事件っていうのがあって、シャロンテートの夫は映画監督のロマンポランスキーで、マンソン・ファミリーっていうカルト集団がグルになって殺して、、、
それくらいでいいです。
あとは当時の文化。ヒッピーとか、ベトナム戦争とか、まあWikipediaをちょっと見るだけでも十分です。
評価は、文句なしの満点です。
それでは、ここまでお読みいただきありがとうございました!!
評価 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆🌟10/10!